アメモノウォッチャー

アメリカ在住者がご当地の気なるモノをピックアップし、ご紹介します。

2020が始まって

 さあ新年を迎えました。 

 日本ではお正月の催しが次々と華やかに押し進められていることでしょう。でもアメリカは先日も書いたように、お正月気分は一月の元旦のみ。もう明日から何事もなかったかのようにごくごくフツーの日々が始まります。

 お勤めの我々はもちろんのこと、大半の子供たちもけろっとした顔で学校に向かいます。違うところがあるとすれば、久々の休み明けに会う友達とは、クリスマスプレゼントになにをもらったかとか、どこどこへ遊びに行ったとかいう、休暇中にできた話題の交換が楽しげに行われることでしょうか。

 娘の友達らは毎年家族でフロリダや西海岸に行くが、うちは今年ももっぱら家でごろごろテレビやネット三昧。クリスマスのプレゼントだって、去年こそ任天堂のSwitch買って喜ばれましたが、今年はさしたる目玉ギフトはなし。友達らの間ではさぞかし肩身の狭い思いをするだろうとと思っていたら、上の娘は彼氏からもらったエレクトリックギターを見せびらかしたくて朝からうずうずしてまます。下の子も日本のおばあちゃんから送られてきたお菓子ボックスに歓喜して、友達におすそ分けをあげるんだとウキウキしてます。

 親がたいした家族サービスできないホリデーでも、なんとかうまく回ることもあるんですね。

 今日はせめて日本の正月の片りんでも味あわせてやりたいと思うので、年の瀬に日本食料品店で買ってきたお餅入りのお汁粉をつくります。わたくしのできるのはせいぜいそんなもの。

 正月ぐらいはね、わたくしもやっぱりちょっとは喜んでくれることを期待するつつましやかなパパなのでありますよ。(笑)