アメモノウォッチャー

アメリカ在住者がご当地の気なるモノをピックアップし、ご紹介します。

スマホ買い替えの選択肢

iPhoneの新規購入を迷っている方にカメラ機能の新情報です。

 選択肢としてiPhone SEがリストに入っていながら、iPhoneXや最新のiPhone11が気になるところでしょう。ではライバルであるPixel 3Aはどれくらいのスペックなのでしょうか。

 ご存知のようにiPhone SEは、Appleの新しいエントリーレベルのスマホです。アメリカでは399ドルと新機種としてはとても魅力的な値段設定。iPhone11と同じ強力なA13プロセッサを搭載し、iPhone8と同等の筐体を持ちながら、カメラや画面のクオリティが最新にアップグレードされています。これは、去年発売されてその強力なスペックが話題になったGoogleのPixel 3Aを彷彿とさせます。iPhone SEと比べてどれくらいのものでしょうか。

 昨年Pixel 3Aは、2018年のPixel 3のカメラをわずか399ドルで提供しました。

 アメリカでは結構この安さと高機能で話題になり、一時市場で品切れ状態になったほどの人気でした。

 ではiPhone SEのカメラはこのGoogle最新機種のカメラに勝てるのでしょうか?

 答えは「ほぼイエス」です。

 この両者のスマホはけっこう似たような性能を持っています。

 両方ともシングルレンズの仕様ってことで、最新スマホのように背面に2つも3つものカメラを持っている昨今、ちょっと時代遅れな感は否めません。でも一般的なシーンではほぼ不足は感じない写りであることはたくさんのレポートから明らかです。写真にこだわりがないなら、必要十分と言えるカメラスペックでしょう。( ただし両方とも超広角機能やズームの最適化に特化したものではありません。念のため。望遠レンズを搭載したiPhoneを手に入れるには、11 Pro以上を選択しなければならないでしょう) でもどちらも4Kビデオを撮影することはできますのでこれは利点。

 ではどこに差異が見られるのか。

 Pixel 3Aのカメラ最大の売りどころは暗所性能です。Pixel 3Aは夜間に有効と言われるナイトサイトという機能を備えています。それに対してiPhone SEは低照度条件を改善するためのオプションがありません。夜間の性能ははるかにGoogleスマホの方が上です。しかしそれ以外の面では、SEの勝利は大きいということです。やはりAppleは最新プロセッサA13が他の機種を圧倒しているのが現状のようです。