まだ足りないトイレットペーパー
先日ようやくアメリカ政府が決定した、コロナウィルス対策の国民生活支援のための緊急支援金が届きました。
おお、これでいままで我慢してきた生活必需品も買いに行けると、5日ぶりに車で外出。私の住む町は、マンハッタンから車で1時間以上北の郊外にある片田舎です。人口密度も比較的低くて、今の御時世、日中散歩しても道で歩行者とすれ違うことは30分に二人三人程度の割合。
なので町内にいる間はコロナウィルス感染の危機感はまったく有りません。ただ先週末、やむなく所用でマンハッタンに行ったときは驚きました。いつも大混雑するタイムズスクエア近辺に人も車も数えるほどしか動いていなかったのです。
まさにゴーストタウン。都市機能がほとんど停止した状態を実感しました。ただビルにはめ込まれた巨大な広告映像だけがいつもと変わらず、見る人もいないのに明るく躍動していたのが却って不気味な印象でした。
さて今日の買い物はマンハッタンではなく、郊外の中規模のショッピングセンターのある隣町。必需品であるトイレットペーパーや水、ミルク、野菜、冷凍食品などを買うためにでかけたのです。
ところがなんと、最初に行ったスーパーに目当てのトイレットペーパーがなかったのです。しょうがない、もう一軒、と少し離れたライバル店に行ったのですがない、ない、ない。やっぱりトイレットペーパーがない!!
まじかよと思わず舌打ちしました。4月の半ばに行ったときもこのパターンで、2店連続で品切れだった。そのときは店員さんから「今は急激な買い占めで一時的に在庫不足ですが、どんどん追加オーダーしてるので、ご心配なく」とか言ってた。
それが2週間、3週間たっても全く解消されてないんです。いやもうそれはトイレットペーパーだけのことではなく、消毒剤や冷凍野菜、卵、牛乳、バター、マーガリン、ヨーグルト、加工肉、までガランガランの品薄なのです。
いやもう、ほんとに困りましたね。うちにあるトイレットペーパーはあと一個。家族5人、一日じゅう家にいるので、減りが早い早い。
結局この日はスーパー4軒、雑貨店1軒回ってようやくバカ高い4個入りのトイレットペーパー2パックゲットで帰宅でした。もうメーカーやブランドの選り好みなどしてる余裕なし! あればただ買うのみ。ああ、またすぐ買い足しに行かなくちゃ!