アメモノウォッチャー

アメリカ在住者がご当地の気なるモノをピックアップし、ご紹介します。

スマホをまとめたい。

我が家は家族がバラバラです。

いえ、家族崩壊とかそういう悲劇的なものではなくて、スマホの契約のことです。

みんなてんでんばらばらのタイミングで、それぞれの思いきというか成り行きでスマホを持ち始めたので、購入場所も契約先もみんなものの見事に違っているのです。

私は家族で一番先に携帯電話を使い始めたのですが、かれこれ十数年になりましょうか。仕事で結構頻繁に電話が必要になり、当時出たばかりの新製品を発作的に購入したのを覚えています。

携帯電話。それはまさに通信革命でした。なにせ携帯以前は公衆電話の時代です。テレカが出たときは、便利なものが出たなー。小銭持ち歩かなくてもよくなったなー。と思ったものです。生まれた時から携帯が存在していた世代には、想像しがたいでしょうが、当時の人々はポケベルが必須アイテムでしたからね。

町歩いていていきなりポケットでぶぶーと鳴ると、慌てて公衆電話探して、連絡先へかけなおす。大した用事でもないのにポケベルならされて何度もむかついたものです。

ああ、話がそれました。携帯電話の思い出です。

記憶はちょっと定かでないのですが、最初に買ったのはMotorola社のMR30という機種でしょう、たぶん。

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いまや博物館モノの初期携帯電話。

今見るとレトロなデザインですね。アンテナをピッと手でつまんでひっぱると3センチほど伸びるんです。それで感度がよくなる、らしいんですね。定かではありませんが。

でも橋の下や地下鉄など頭上を遮られると、とたんに受信感度が落ちて、聞こえなくなりました。

あれから幾世代も携帯を買い換えましたが、一時は日本のケータイが世界最先端を行ってました。機種がどんどん小型化し、でかくて重い米国製が時代遅れにおもえたものです。革命的だったのは、やはり2007年のiPhone登場ですね。これは衝撃的でした。それまでAppleといえばMachintosh Computer、あるいはiPodという印象だったのに、これを機に一気にブランドイメージを変えました。でもはじめは高価だというのとまだ人気先行でどうなるかわからない、いきなり消えちゃうんじゃないかという猜疑心がよぎって、わたしはずっとモトローラ社の機種を何台も買い換えてきました。

モトローラに固執した理由は重たいけど頑丈、当時の最大手メーカー、信頼と実績でしょう。しかしもうひとつ大事なのは、サービスを提供しているのがTracfoneという、業界最安値で利用できるプロバイダーだったからです。ここは今日まで一貫してプリペイドシステムのこだわった会社でその安さも魅力のひとつだったのです。

携帯はじめた当初など、事前に20ドルほど振り込んでおくと、使い切るのに4か月以上なんてざらでした。そりゃ当時はデータの使用量なんていまの100分の一いかでしょうからできた業ですが、いまでもTracfoneなら月額30ドル程度で済むはずです。

いまは私ももっぱら仕事は会社支給のiPhoneなので、Tracfoneによる個人のスマホの使用頻度は激減しました。ゆえにあまり参考にはなりませんが、昨年10月に40ドル前払いしたTracfoneスマホはデータも電話もまだ余裕で残っています。とにかく格安がウリのトラックフォンですが、通信速度や送受信時の不安定さにやや難があるように思われます。知人に聞くと、スマホはもっといいサービスの会社がたくさんあるよ、と言われ気になり始めたのがクリスマスちょっと前。

ーーそういえばうちの家族のスマホ事情はどうだっけ?

ふと考えてみると、ものの見事にてんでんばらばらだったのに気が付きました。

まず一家の主たるわたしが、一番安いトラックフォンプリペイドで、LGのアンドロイド。家内が同じくトラックフォンでiPhone.。

長男がモトローラの最新アンドロイドフォンでプロバイダーはTotal Wirelessという会社。

長女はiPhoneでAT&T。でもって次女はiPhoneでBoost Mobileというサービス会社を利用してることがわかりました。

ええー! なんでこんなにバラバラなんだよーーーー。

思うにスマホを使い始めるタイミングが家族それぞれ違ったが故のようです。その時その時の事情で、後先考えず、使い始めたためこうなってしまったのです。というわけで

いままであまりにも無頓着にスマホを生活の一部として利用してきましたが、これではあまりに不統一。もっと整理して無駄をなくさねばと思うようになりました。

今年はなんとしてもこのスマホばらばら問題を解決してすっきりしようと決意する私です。